相当数[語句情報] » 相当数

「相当数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

相当数の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
〇 静岡 同 三〇 京浜市街地 12日 朝相当数の数編隊 関東地区 13日 夜 一七〇 東京市街 ....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
邦雄・石井友幸・戸坂潤・等)又はソヴェートのテキストの翻訳、ナウカ社版の価値ある相当数の訳書、叢文閣出版の比較的少数の哲学翻訳書等が挙げられる。――科学界から根....
神サマを生んだ人々」より 著者:坂口安吾
マを動かして難病を治すこともできます。まったくですよ。カンタンに治っちまうのが、相当数いるんですな。川野先生も、それで一コロですよ」 「川野君の病気を治したのか....
影のない犯人」より 著者:坂口安吾
人ができて、東京で新世帯をもったらしい。 行方をくらます前に、道具屋をよんで、相当数の金目の物を売り払った。前山家は財産家であるから、いろいろ金目の書画や骨董....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
す。 「オレが放出してやるのは目通り六七寸から一尺が主だが、尺上、尺五ぐらいまで相当数まじっとる。尺五上、二尺上となると、この山には生えとらんな。それで大体六万....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
る、穴狙いにかぎる、という見方が定まって、穴狙いの専門家が続出すると、どの券にも相当数の買い手がついて、どんな大番狂せがでても、三千円五千円ぐらいしか配当がつか....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
かったようだが、しかし編輯者などで、ここのマーケットで裸にされたというようなのは相当数いるのである。 そういうのは前後不覚に酔って、いつやられたか当人も知らな....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
凶禍福を占う。バカに人の出入りが多いな、と思ったのは理りで、日中は山の神の信者が相当数訪れるのである。津右衛門の先妻の子で、肺病の玉乃、今はもう三十九のウバ桜で....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
この被害者らしいと思われる行方不明者が見つからないのですか」 「行方不明の届出は相当数ありましたが、諸条件の全部にピッタリ合うものがなく、ややムリをして合わせて....
剣侠」より 著者:国枝史郎
、昭和十七年の今日にあっても、飛騨の奥地や信州の奥地の、ある地方へ行って見れば、相当数多くあるのである。新家とか分家とかそういう家を、一つ所へ八九軒建て、それだ....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
復活に酔っぱらったとでも云うべきか、実に非常に亢奮したもののようだね。彼らの中の相当数の人々は農耕もうっちゃらかして、九州諸方の隠れ切支丹を嗅ぎ当てては、信教復....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
らいで結構役に立つものらしいや。したがって私のところへは田舎の共産党文学青年から相当数の脅迫状じみたものが舞いこんでくる。彼らは私の説を受売りした論敵にバクゲキ....
審判」より 著者:カフカフランツ
そう確信が持てるものです。今やもう特別の骨折りなんか要りません。裁判官は証明書に相当数の裁判官たちの保証を得たわけですし、心配なくあなたに無罪を宣告できますし、....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
ものを含んでいるのである。医学史では富士川游・石川日出鶴丸の諸博士を初めとして、相当数が多い。生理学史家の多いことは特色だ。それから科学史研究で独特な位置を占め....
〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
り、新幹事の改選に入ったが、この際夏季中に起った事件の影響が現れ、従来の幹事中、相当数の辞任者を出したのは誠に余儀なき次第であった。新幹事名は左の通り 戸坂潤....