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相摸
「相摸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
相摸の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
、これを小皿山と名づけました。此の皿山は人皇九十六代|後醍醐天皇、北條九代の執権
相摸守高時の為めに、元弘二年三月|隠岐国へ謫せられ給いし時、美作の国久米の皿山に....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
あつく御せわに…相成り…御きもじさまにそんじ※……又損じて瘻のような字がいるぜ、
相摸の相という字に楠正成の成という字だが、相成じゃア分らねえし、又きもじさまとア....
「細木香以」より 著者:森鴎外
既にしてわたくしはこの家の旧主人小倉が後に名を是阿弥と云ったことを知った。香以は
相摸国高座郡藤沢の清浄光寺の遊行上人から、許多の阿弥号を受けて、自ら寿阿弥と称し....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
んだん伺って見ると、数限りもない御一|代中で、最大の御危難といえば、矢張り、あの
相摸国での焼打だったと申すことでございます。姫はその時の模様丈は割合にくわしく物....
「山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
る山の国では、どうしても、山の端に来り臨む如来像を想見する外はなかったのである。
相摸国足柄上郡三久留部氏は、元来|三廻部名に居た為に称した家名で、又|釈迦牟尼仏....
「古事記」より 著者:太安万侶
なつて、山や河の亂暴な神たちまたは從わない人たちを悉く平定遊ばされました。ここに
相摸の國においで遊ばされた時に、その國の造が詐《いつわ》つて言いますには、「この....