相看[語句情報] » 相看

「相看〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

相看の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
関御溝よりして行き、薄暮にして神楽観の西房に会せよ、とあり。衆臣驚き戦きて面々|相看るばかり、しばらくは言う者も無し。やゝありて天子、数なり、と仰陽に取りて、呉....
雪たたき」より 著者:幸田露伴
下氏」と呼ぶ緩い錆びた声とは、同時に双方の口から発してかち合った。 二人が眼々相看た視線の箭は其|鏃と鏃とが正に空中に突当った。が、丹下の箭は落ちた。木沢は圧....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
ので、光広はわざと詩を書いた。その詩は、 忙裏 山|我ヲ看ル 閑中 我山ヲ看ル相看レド相似ルニアラズ 忙ハ総テ閑ニ及バズ という戴文公の詩であった。 吉....