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相論
「相論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
相論の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
・ブルドンがフィジー島人から聴き取った話に曰く、鶴と蟹とがどちらが捷《はや》いと
相論じた、蟹が言うには何と鶴が言っても己《おれ》が捷い、すなわち己が浜を伝うて向....
「親鸞」より 著者:三木清
一人ももたずさふらふ」という。「専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの弟子といふ
相論のさふらふらんこと、もてのほかの子細なり。親鸞は弟子一人ももたずさふらふ。そ....
「武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
郎と云ふ者、東夷の堅めに、義時が代官として、津軽に置きたりけるが末なり。此の両人
相論ずる事あり。高資数々賄賂を両方より取りて、両方へ下知をなす。彼等が方人の夷等....