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相酌
「相酌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
相酌の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
きて相惜むの別離に非ず、これ永く相別るるなり。この草紙の終りにのぞみて読者と共に
相酌むの酒はこれ再び相見ざるの盃なり」「別離の情は懐旧の情なり」「複雑なる泰西の....
「太郎坊」より 著者:幸田露伴
時には必らず今の太郎坊と、太郎坊よりは小さかった次郎坊とを二ツならべて、その娘と
相酌でもして飲むような心持で内々人知らぬ楽みをしていた。またたまにはその娘に逢っ....