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眇然
「眇然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
眇然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
いちにん》もない。自分の母を見抜かなければ自分に同情しようはずがない。甲野さんは
眇然《びょうぜん》として天地の間《あいだ》に懸《かか》っている。世界滅却の日をた....
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
、藕糸孔中《ぐうしこうちゅう》蚊睫《ぶんしょう》の間にも這入《はい》りそうなこの
眇然《びょうぜん》たる一小「ガ」奴《め》が、眼の中《うち》の星よりも邪魔になり、....