眉を開く[語句情報] »
眉を開く
「眉を開く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
眉を開くの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
して禁裏にも出入し、一人前の公卿として働くこととなり、三条西家の人々もようやく愁
眉を開くこととなったのに、好事には魔多くして、十八歳のとき母を喪《うしな》ったの....
「寒中滞岳記」より 著者:野中至
業務を執《と》り得《う》るに至りたり、ここに於て室内も、自ら陽気となり、始めて愁
眉を開くことを得《え》、予が看護中の心事《しんじ》など、打語《うちかた》りつつあ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
に去り、石炭も不足せざる見込み立ちたれば、救助船を謝絶せりというを聞きて、みな愁
眉を開く。 一月二十一日(日曜)、晴れ。午前より黒潮にかかるも、風静かに波また....