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看破る
「看破る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
看破るの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
いけれど、彼の書斎の壁の背後に人の隠れる様な所の有るは知らなんだ、探偵森主水さえ
看破る事が出来なんだ、此の向きでは猶何の様な不思議の事を聞くかも知れぬと、余が耳....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
、定まるこッちゃ、いゝわ心配せんでもよいわ」 白「道徳高き名僧智識は百年先の事を
看破るとの事だが、貴僧の御見識誠に恐れ入りました、就きまして私が済まない事が出来....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
上には像は結びません。この仕掛と蝋燭の火の関係がわからなければ、永久にこの秘密を
看破ることは出来なかったのであります。しかし、幻燈の像は人間を殺害することは出来....