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真体
「真体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
真体の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「善の研究」より 著者:西田幾多郎
求と最大の目的とは自ら一致するものであると考える。我々が内に自己を鍛錬して自己の
真体に達すると共に、外自ら人類一味の愛を生じて最上の善目的に合うようになる、これ....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
ラヤ以南の南種に比べては、多分に北種に近い性格をもっている。 清水氏は 『日本
真体制論』に次の如く述べている。 「……寒帯文明が世界を支配はしたけれども、決し....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
事についてお話したいと思います。一体
はその本体は仏あるいは菩薩であって、その
真体は無形であるから衆生に見えない。そこでその徳を備え居るところの有形の体を現わ....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
身も、情の器、凡愚煩悩の人間であるから」 「じゃあ、何と考えてよいでしょう、法の
真体は」 「人間にはなし難いことを、人間がする。示し……とでも申そうか」 「示し....