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「真像〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

真像の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
をもったかなり不規則な形をした星雲が取り囲んでいることが分る(近所にある恒星の写真像が皆規則正しい円盤の形をしているのと比較せよ)。これで見るとこの侵入者はこの....
聖書の読方」より 著者:内村鑑三
来るのである、多分万物の造主なる霊の神を見るのではあるまい、其の栄の光輝その質の真像なる人なるキリストイエスを見るのであろう、而して彼を見る者は聖父を見るのであ....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
、なんという美しさであろう。偉大なる画家は、理想の美を天界に求めて、地上に聖女の真像を描きますが、今わたしの眼前にある自然のほんとうの美しさに近い描写はまだ見い....
古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
である。ことに思託は仏像を造る妙技を得て、本尊のほかに左脇士薬師の像や開山堂の鑑真像や数多くの仏菩薩などを造った。また現存『東征伝』の源泉たる『東征伝』三巻や『....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
頬髯がまばらにのび、晩年には剃らないので、それが小さな渦を描いていたという。彼の真像として伝来している大小両剣をひっ提げている立像を見ると、眉の先が刎ね上がって....
ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
と彼を呼びたいのだが)ハインリッヒ・シェンカーが、『根元線』または『魂の核心の写真像』と呼んだところのものである。」 意識が二つの階梯をつくっている。一つは日....