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真子
「真子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
真子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
前日、家康に叱られて、カッとなっているのである。「公(忠直)は湯漬飯を命じ近侍|
真子平馬に膳を持たせ、立ながら数椀喫せられ、食終て公舒々と諸軍に向い、最早皆々満....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
する。何ともいえない雅味のある小皿ものであった。 また俎板に残った臓腑は白子、
真子を一々串の尖端で選り分けて塩辛に漬ける。これが又非常に贅沢な風味のあるものら....
「日記」より 著者:宮本百合子
附しろと演壇から云い、二百円も金を出して居るから、この位のことはよいだろう。児玉
真子さんもそう命じた。とたんかを切ったとのことで、ひどく感情を激させて居られる。....
「料理の秘訣」より 著者:北大路魯山人
間に空間ができていて、食っても美味くない。白子は雄魚の精液。この白子は、一般には
真子ほどによろこばれないが、美味いもの食いは、言い合わしたように白子を美味がる。....