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真山青果
「真山青果〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
真山青果の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
一葉」、或は「沓手鳥孤城落月《ほととぎすこじょうのらくげつ》」とか、 その他、
真山青果氏の維新物の諸作品「京都御構入墨者」「長英と玄朴」「颶風《ぐふう》時代」....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
して特記されている。 四十年の文学の舞台では、正宗白鳥、徳田秋声、国木田独歩、
真山青果、二葉亭四迷の活動が刮目されて、花袋の「蒲団」と二葉亭四迷の「平凡」は文....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
戯曲家として大舞台の上演にふさわしい作品を書く人は、従来少なかった。最近死去した
真山青果のほか、中村吉蔵、参議院議員となった山本有三などのほかには、若い戯曲家は....
「農民文学の問題」より 著者:黒島伝治
れる唯一の「土」以外には、ほとんど見つからない。たまたま扱われているかと思うと、
真山青果の「南小泉村」のように不潔で獣のような農民が軽薄な侮べつ的態度で、はなを....
「文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
して、東北地方の暗鬱な空気が感じられます。そのような暗鬱な生活の中にある生活は、
真山青果氏も『南小泉村』の中で、如実に言っています。 「百姓ほどみじめは立つて歩....
「夜の構図」より 著者:織田作之助
利いている冴子を不愉快に思った。 「しかし、あの芝居には人の心を打つものがない。
真山青果の芝居は、とにかく人の心を打つからね。モラルがある」 「そうです。しかし....
「絵画について」より 著者:三好十郎
曲の世界では志賀直哉などの作品とは殆ど縁のない、新人作家が続々と発生して来たり、
真山青果の名も知らない劇作家や俳優が大勢できて来ている。 このことは考えようで....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
送れ送れと書いた紙を笹の枝につけて、草餅を添えて家のそばに立てる風が昔あったと、
真山青果君の仙台方言考に出ているが、これなどまだ江戸風を真似たものとも想像し得ら....