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「真昆布〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

真昆布の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
。一本のうごきが蔦蔓につたわって、やがて数百の幹がざわめくところは、くらい海底の真昆布の林のようである。四人とも、それには幻を見るような気持だった。 ちょうど....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
った。 水中にも、地上と同じような匂いが、限りなく漂っていて、こんもりと茂った真昆布の葉は、すべて宝石のような輪蟲の滴を垂らし、吾々はその森の姿を、いちいち数....