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真玉
「真玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
真玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
藻の前を中心に歌の莚《むしろ》が開かれていた。あしたは十三夜という今夜の月は白い
真玉《またま》のように輝いて、さすがに広いこの屋形も小さく沈んで見えるばかりに、....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
かりでございます。紙の細工も珠に替って、葉の青いのは、翡翠の琅※、花片の紅白は、
真玉、白珠、紅宝玉。燃ゆる灯も、またたきながら消えない星でございます。御覧遊ばせ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
たことが分かり、模倣心理の昔も今もかわらぬことを示している。「丹波道の大江の山の
真玉葛絶えむの心我が思はなくに」(巻十二・三〇七一)というのも序詞の一形式として....