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「真症〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

真症の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
「一旦コロリで死にながら、また生き返りました。不思議といえば不思議です。或いは真症のコロリでは無かったのかも知れません。年造は焼き場を立ち退いて、それから何処....
青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
か怖ろしくなって、わたくしは早々に内へ逃げ込んでしまいました。 飯田の御新造は真症コレラで避病院へ運び込まれましたが、その晩の十時ごろに死んだそうでございます....
キャラコさん」より 著者:久生十蘭
さっき門をあけた爺《じじい》を見た? ……あいつ、いま天然痘にかかっているのよ。真症《ヴァリオラ》なの、ちょうど膿疱《のうほう》期だから危ないわね。あなたのよう....