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真神
「真神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
真神の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》を致した賢人だが、それほどの智者でも真実狼を大神と心得る事、今日秩父の狼を大口
真神と崇むる太郎作輩《たろさくはい》に同じかった。されば猴の特に大きなのを大神と....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て白雲は勃然《ぼつぜん》として怒り、この毛唐味なまねをやる、そんならばひとつ、天
真神揚流の奥の手を出して……と本気になってかかりました。 第一に、あの拳を避け....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
相互の影響によって発育した歌境だかも知れない。 ○ 大口の
真神の原に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに 〔巻八・一六三六〕 舎人娘子 ....