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眼福
「眼福〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
眼福の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「骨董」より 著者:幸田露伴
をもって大さを度ったり、ふところ紙に鼎の紋様を模したりして、こういう奇品に面した
眼福を喜び謝したりして帰った。そしてまた舟を出して自分の旅路に上ってしまった。 ....
「書について」より 著者:高村光太郎
ものが生れるのは、仏の側に生臭坊主がいるのと同じ通理だ。かかる古|碑碣の美はただ
眼福として朝夕之に親しみ、書の淵源を探る途として之を究めるのがいいのである。 ....
「役者の顔」より 著者:木村荘八
々と出で立つのを見ると、さすがにこの舞台姿は、そのいなりのままで既に獲易からざる
眼福なることを思います。とどこの熊谷は、姉輪に迫られて,堂々たる名乗りと共に、舞....