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着け所
「着け所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
着け所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「こころ」より 著者:夏目漱石
私はある意味から見て実際彼の軽蔑に価《あたい》していたかも知れません。彼の眼の
着け所は私より遥《はる》かに高いところにあったともいわれるでしょう。私もそれを否....
「ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
て私の子供っぽい性質が人に好かれたり人を油断させたりするのが、命令した人達の目の
着け所だったのよ。 ――それは僕にも判る。 ――私のこの性質が私を或点まではどの....