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「着岸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

着岸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南半球五万哩」より 著者:井上円了
て涼月を望む。すこぶる幽趣あり。 十二日、曇りのち雷雨。午前六時半、カントンへ着岸す。両岸、小艇の群れをなして櫛比せるを見る。これ、その名の高きカントン水上生....
望郷」より 著者:服部之総
去も、旭川に集約された明治の既往も、このうるわしい光景のなかにいつかけしとんで、着岸の日のあの望郷の想念を、このうるわしい光景のなかに、私はほしいままにする。....