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着御
「着御〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
着御の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
で見るのもまだ多くのものにめずらしい東京の方からは新帝も無事に東京城の行宮西丸に
着御したもうたとの報知の届くころである。途中を気づかわれた静岡あたりの御通行には....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ているから、それに従えば――都を二十四日に脱出された天皇には、途上の難行のうえ、
着御のあとも、ほとんど、席のあたたまる暇はなかったことになる。――また以て、いか....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
もあったから、 「一両日は、風待ちせねば、渡海はなるまい」 と、観られていた。
着御の、その夜は休んで、あくる日、道誉は隠岐ノ判官佐々木清高を伴って、御堂の縁の....