着駅[語句情報] » 着駅

「着駅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

着駅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
る。 ようやく見つけて、女駅員に声をかける。「切符はどこで売っていますかね」「着駅で払って下さい」で通してくれる。「階段はどこ?」「まっすぐ行って右ですよ、右....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
す。ロンドンよりここに至るまで二百一マイルの間、途中一回も停車せず、三時間半にて着駅せるは、その速力の大なるを知るべし。車窓所見二首あり。 車外牛羊歩。 (車窓....
澪標」より 著者:外村繁
疎林越しに見えることもある。 いつか積乱雲は見えなくなる。しかし馬車は一向に終着駅に着く様子もない。尻も痛くなる。私は別に宿泊を決めているわけではない。馬車が....
親鸞聖人について」より 著者:吉川英治
いすぎになるかもしれませんが、宗教はですね、宗教は、とかく日本の宗教は、人生の終着駅みたいなものになってくるんです。 『信仰にはいりました』というと、ああもう、....