督軍[語句情報] » 督軍

「督軍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

督軍の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
賊将張宝の兄弟|張梁という者、天公将軍の名を称し、久しくこの曠野の陣後にあって、督軍しておりましたが、張宝すでに討たれぬと聞いて、にわかに大兵をひきまとめ、陽城....
三国志」より 著者:吉川英治
るのは君、造作もないじゃないか。城外四門へ監視隊を備え、また、城の内外を、たえず督軍で見廻らせて、逃散の兵は、即座に、首を刎ねてしまえば、すぐやんでしまうだろう....
三国志」より 著者:吉川英治
たるべし。第四陣、太史慈、呂蒙、第五陣、陸遜、董襲。――また呂範、朱治の二隊には督軍目付の任を命ず。以上しかと違背あるな」 その朝、諸葛瑾はひとり駒に乗って、....
三国志」より 著者:吉川英治
止め、先頃からの雨水を襄野一面に蓄えていたのであった。 その日、于禁の本陣へ、督軍の将、成何が訪れていた。成何は先ほどから口を酸くして、 「いつ晴れるか知れな....
三国志」より 著者:吉川英治
まで」 関羽は一言しかいわなかった。 時に。――城門をたたく者があった。呉の督軍参謀でまた蜀の孔明が兄でもあるという。すなわち諸葛瑾だった。 「まことにお久....