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睦び
「睦び〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
睦びの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
のである。その天国は神の前に神の子たちの愛することと、愛せられることの自由を得て
睦び合う楽園である。その理想は共存ということから少しも離れない。私たちは被造物で....
「連環記」より 著者:幸田露伴
うになっている傍に、従兄弟同士の匡衡夫婦の間は、詩思歌情、ハハハ、オホホで朝夕を
睦び合っているとすれば、定基の方の側からは、自然と匡衡の方は羨ましいものに見え、....
「源氏物語」より 著者:紫式部
であるから、物足らぬ寂しい思いをしていた。東の姫君も大納言の実子の姉妹とは親しく
睦び合ってきたのであって、夜分などは皆一つの寝室で休むことにしていて、音楽の稽古....
「青春の息の痕」より 著者:倉田百三
なたが後にいい家庭の主となられて、かつて得られなかったところのドメスチックの愛と
睦びと、ゆったりした幸福を得られることを心から願います。 私はあなたにこそ幸福....