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矢作
「矢作〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
矢作の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の翌朝も尋常に出立して、岡崎城下を新町から、日本一の長い橋と称せられた二百八間の
矢作《やはぎ》の橋を渡って、
矢作から西
矢作の松原へかかった時分に、不意に、お角の....
「日記」より 著者:宮本百合子
致した所のあるのを見出して少しありがたかった。午後上野のコンサルトに行く。坂本、
矢作、おとき、萩野、三好、飯田、小島、真水、そが、千住その他のだれだれに会う。皆....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
野営、宿営をかさねつつ、それからは、ひたいそぎに海道を馳せのぼった。そして三河の
矢作川のほとり
矢作ノ宿についたのは、四月四日の夕だった。 「おう御本軍だ」 「御....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
と細川|和氏のふたりが迎えに立っていた。 こう二人は、先に高氏の秘命をおびて、
矢作から鏡へ先発していたものである。そして、ここの歌野寺のうちで、宮方の密使と出....