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「矢間〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

矢間の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
内外を巡覧した。洞はニュージーランド川に面し、平和湖の浜を左にひかえている。窓は矢間の用をなし、ここには二個の大砲と、八個の旋条銃が用意されているほかに、なお多....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
干左母次郎、芝翫の浜路、松助の蟇六。中幕の上は「忠臣講釈」の喜内住家で、団十郎の矢間重太郎、菊五郎の矢間喜内、芝翫のおりえ。中幕の下は「高時」で、団十郎の高時。....
私本太平記」より 著者:吉川英治
押してやりつつ登って行った。そして一ノ木戸仁王門から、二ノ木戸の塀、下ノ堂の櫓や矢間などの俄な砦工事を指さしながら、 「あの工匠らも、土をかついでいる者どもも、....