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知らに
「知らに〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
知らにの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
か傷ましいような気がした。 それでもこのお爺さんは、温厚らしいうちにも、どこか
知らに侵すことのできない威厳をもっていた。が、一般の安南人となると、見るのもいや....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
と思っているばかりさ。それとも貴様はなにか、あの飛行島をこしらえるわけをくわしく
知らにゃ許さんというのか、たかがああいう馬鹿げた無用の不時着場を、――」 川上....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
けど、せむ術もなし」(巻五・八〇四)、「たまきはる命惜しけど、為むすべのたどきを
知らに」(巻十七・三九六二)等である。 麻続王が配流されたという記録は、書紀に....