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知多半島
「知多半島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
知多半島の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「嘘」より 著者:新美南吉
も知っている。 見にいこうということに、一ぺんで話がきまった。新舞子といえば、
知多半島のあちら側の海岸なので、峠《とうげ》をひとつ越していく道はかなり遠い。十....
「自叙伝」より 著者:大杉栄
。 先生は観海流の何とかいう有名なお爺さんで、若い時には伊勢から向う岸の尾張の
知多半島まで、よく泳いでは味噌を買いに行ったという話のある人だった。学校にはこの....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
で方角がなっていない。その指している方向は三河蒲郡《みかわがまごおり》か、或いは
知多半島の方面であろうところの空際を指して、道庵は突然、「肥後の熊本が見える」と....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
物として名を広めました。しかしいつも絵に生気が乏しいのを残念に思います。その他|
知多半島に常滑があります。ごく薄く釉薬をかけた赤褐けた焼物であります。急須だとか....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
とになってからだが、北畠顕信と結城宗広が陪乗していた義良親王のお船は、あくる日、
知多半島沖の篠島にただよい着いた。 またべつの船にいた北畠親房は、遠く、東国の....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
間ではただ形だけを残し、その面白さの方は子どものみが相続しているのである。尾張の
知多半島などでこの遊びをネギゴトといい、それに使う木の棒をネギというのも、同じ念....