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知識社会学
「知識社会学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
知識社会学の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「読書法」より 著者:戸坂潤
るのだから、そこで第二に、ブルジョア社会学は、之に対抗するために、文化社会学とか
知識社会学とかいう名の下に、「社会学的」なイデオロギー論を造り出した。 今日、....
「科学論」より 著者:戸坂潤
E・デュルケムの実証主義は、経験の内からこのアプリオリを導き出して見せる(拙稿「
知識社会学の批判」――『イデオロギー概論』〔前出〕の中――参照)。だがアプリオリ....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
、理論乃至科学が歴史社会的存在であると云うだけではない。それは何か文化社会学乃至
知識社会学の問題ででもあろう。又その真理内容の単に個々の場合々々が夫々の仕方に於....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
い*。 * 以上の点に就いての多少細かい説明を拙稿「自然科学とイデオロギー」(『
知識社会学』――同文館)【本全集第三巻所収】で与えた。 物理学に於ける決定論と....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
な説明にまで結びつけない限り、それはまだ何等の唯物史観でも社会科学でもないので、
知識社会学や文化社会学というようなブルジョア「社会学」の原則に止まっているに他な....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
学という名前はこの人達の専有物である――は代表的である。 さてこの科学方法論と
知識社会学とは、同じ科学の内部的なモメントと外部的なモメントとの意識的反映である....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
う。論理的価値が価値一般を代表したと同様に、イデオロギーの社会学は今日、事実上、
知識社会学によって代表されている。処がこの
知識社会学の――社会学という「科学」が....
「認識論とは何か」より 著者:戸坂潤
究は、先験的範疇が社会的所産であることを証明するに充分だろう。W・イェルザレムの
知識社会学は、デュルケムの観点を、より形式的にであるが、カントの批判に向かって集....
「辞典」より 著者:戸坂潤
る。 【イデオロギー論】 史的唯物論によるイデオロギーの概念を模倣したものは
知識社会学乃至文化社会学による「イデオロギー論」である(マンハイム K. Man....
「科学批判の課題」より 著者:三木清
schaft. の中に参考となることが多く含まれている。もとより私はシェラーの『
知識社会学』(Wissenssoziologie)の諸根本命題に疑いを挟む者であ....
「生存理由としての哲学」より 著者:三木清
いて、ひとは根源的に問おうとはしない。他方講壇哲学を見捨てた者の多くは、いわゆる
知識社会学、イデオロギー論、等々、に赴いた。しかしながらこの者も、そのイデオロギ....
「読書遍歴」より 著者:三木清
の仕事を手伝っていた。この人がやがて『イデオロギーとウトピー』という著述によって
知識社会学の方面において有名になった。私はこの人から初めてマックス・シェーレルの....