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石の帯
「石の帯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石の帯の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ロプ・ノールその他」より 著者:寺田寅彦
れによると、最後の氷河期の氷河が崑崙の北麓に押し出して来て今のコータンの近くに堆
石の帯を作っている。この氷河が消失して、従って新疆地方に灌漑する川々の水量が少な....
「連環記」より 著者:幸田露伴
問慰めてやった。女は答えわずらったが親切に問うてくれるので、まことは主人の使にて
石の帯を人に借りて帰り候が、路にておろかにも其を取りおとして失い、さがし求むれど....
「源氏物語」より 著者:紫式部
源氏が出て行こうとする時に、大臣は装束を着けている源氏に、有名な宝物になっている
石の帯を自身で持って来て贈った。正装した源氏の形《すがた》を見て、後ろのほうを手....
「気のいい火山弾」より 著者:宮沢賢治
て、丁度卵の両はじを、少しひらたくのばしたような形でした。そして、ななめに二本の
石の帯のようなものが、からだを巻いてありました。非常に、たちがよくて、一ぺんも怒....