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石作り
「石作り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石作りの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ほどの一枚|巌《いわ》全くこの藻を被《かぶ》りそれから対岸の石造水道を溯って花崗
石作りの手水鉢《ちょうずばち》の下から半面ほど登りあるを見た、これらはしかるべく....
「白髪小僧」より 著者:杉山萠円
な事になった。一時《いっとき》も棄てておかれぬ」 と云いながら直ぐ傍《そば》の
石作りの門の中に這入ったが、やがて大きな袋と箒《ほうき》を持って来てすっかり銀杏....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
であるは、昔カンポステラ巡礼の盛大なりしを忍ばせる。 昔この尊者の遺体を、大理
石作りの船でエルサレムよりスペインへ渡す。ポルトガルの一武士の乗馬これを見、驚い....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
眼もいじらしいほど、振って振りぬいていた左膳だが。
かれといえども、べつに木製
石作りというわけじゃアない。
くしまきお藤のようなタイプの女は、左膳の性にあわ....
「三国志」より 著者:吉川英治
操はよろこんで、直ちに、その無名の老鍛冶屋を奉行にとりたて、鍛冶、木工、石屋、硝
石作りなど、数千人の工人を督励して、図のように発石車を数百輛作らせた。 まさに....