石切り場[語句情報] » 石切り場

「石切り場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

石切り場の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅日記から」より 著者:寺田寅彦
かえて歩きまわっている。 四月七日 朝食後に上陸して九竜を見に行く。……海岸に石切り場がある。崖の風化した柔らかい岩の中に花崗石の大きな塊がはまっているのを火....
家なき子」より 著者:楠山正雄
ジャンチイイの石切り場 わたしたちはやがて人通りの多い往来へ出たが、歩いているあいだ親方はひ....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
のような小住宅が雑踏する巴里の郊外地帯《バンリュウ》を離れると間もなくブウレエの石切り場にさしかかる。コン吉がこの大震動の間から、そっと偵察の目を押し開けて眺む....