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石印
「石印〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石印の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家」より 著者:島崎藤村
る」 と主人は、手を鳴らして酒を呼んだ後で、桑畠の中から掘出されたという忠寛の
石印を三つばかり三吉の前に置いた。 古い鏡も掘出されたことを、主人は語った。忠....
「山の人生」より 著者:柳田国男
寺に一匹の狸がいて、夜分|縁先にきて法談を聴聞していたが、のちに和尚の机の上から
石印を盗んでいずれへか往ってしまった。其奴ではなかろうかといっていると、果して後....