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「石原純〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

石原純の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
て美しく落葉地に敷く。また渋柿の鈴なりが遠景に見えてこれまた美し。 古本屋にて石原純博士の「科学教育論」と古い本で「科学探偵術」というのを買う。合計二十五円。....
読書法」より 著者:戸坂潤
。 日本にも自然科学者で科学的文章の名文家が少なくない。私の知っている限りでは石原純博士とか仁科芳雄博士などがそうだ。だが英語国民やフランス語国民の自然科学者....
作家のみた科学者の文学的活動」より 著者:宮本百合子
学においてもこの現象は今日あきらかに現れている。それは後にふれることとして、最近石原純氏が、所謂統制に反対の立場において書かれている一二の文章の中で、疑問に感じ....
科学の常識のため」より 著者:宮本百合子
つ相当乱雑なままに放られていて、たとえば岩波新書の「物理学はいかに創られたか」(石原純訳、アインシュタイン著)を、表現が砕けていると同じかみくだく理解の力で読み....
世代の価値」より 著者:宮本百合子
史」(宮沢俊義、中川善之助著)第八巻「産業史」(土屋喬雄著)第十三巻「科学史」(石原純、菅井準一著)などとともに、勤勉な読者のために役立つだろうと思われる。 ....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
てなくてはなるまい。例えば新カント主義の思想家として哲学の桑木厳翼博士や物理学の石原純博士など、を忘れてはならない。そしてこの二人ともが可なりハッキリした自由主....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
他。人々はかくて新物理学をして理想主義の世界観の正しいことを証明させようとする。石原純博士も亦「近代自然科学の超唯物的傾向」(『思想』一〇〇号)に於て、同じ目的....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
験及び技術 1 実験をめぐる問題 一 『理想』一九三六年四月号にのった石原純博士の「自然科学の方法としての観察、実験等について」という論文は、その分量....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
だろう。特に日本の自然科学者達はそうのように見受けられる。尤も例外として、例えば石原純博士や仁科芳雄博士やの論述体を忘れてはならぬが、自然科学の論文に於ては、譬....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
思い込みとは別に、問題にされるべきだったのだ。専らこの点を衝かずに、中河与一氏や石原純博士に一々お相手を仕った森山啓、三枝博音、其の他の諸氏は、一杯食わされたの....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
界の権威二十五名で、文学の側からは正宗、藤村二人で桑木、三木、西田。小倉金之助、石原純。津田左右吉、穂積、和辻、如是閑、小泉信三、阿部賢一、末弘、杉森、笠、松本....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
紹介されたとき日本で忽ち『百万人の数学』という本をかいて、それが悪い本だと云って石原純や小倉金之助におこられた竹内時男という工業大学教授があってね、その人が、こ....
最近日本の科学論」より 著者:戸坂潤
が立脚している国民道徳みたいなものにあったと見える)。自然科学論もまたその頃は、石原純・田辺元・等の諸氏の業績にも拘らず、何等専門家に真の関心を強いるものではな....
歌の円寂する時」より 著者:折口信夫
を作って見た。そうしてそこに、短歌の行くべき道があるのを見出した様に考えている。石原純は、更に開放的に、一行の語数の極めて不同な句の、四句・五句、時としては六句....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
、又一種ガムシャラな手腕家としているらしい。かつて東北帝大理学部が新設される時、石原純博士・日下部四郎太博士等を初めとして新進気鋭の物理学者の群を率いて東大を飛....