石径[語句情報] » 石径

「石径〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

石径の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
モミジ 中国の有名な詩人である杜牧《とぼく》が詠じた「山行」の詩に 遠上寒山石径斜、白雲生処有人家、 停車坐愛楓林晩、霜葉紅於二月花、 というのがあって....
雪柳」より 著者:泉鏡花
旅宿の払にまごついたというのではない。後世こそ大事なれと、上総から六部に出たたる石径を舞上って、「あれあれ浅間山の煙の中へ火の尾を曳いて消えて候よ、六部どの。わ....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
敷き、また灌木の渓畔に横たわるあり、野花の岸頭に笑うありて、実に仙境の趣をなす。石径を攀ずること三十分間にして、天然隧道なる勝地に達す。孤山の中腹にあり、海抜四....