石水[語句情報] »
石水
「石水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
石水の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
》――」と彼は口につぶやき、刀を腰におとして袂のなかに腕を組んだ、「――独り耕す
石水の浜」
石水と云えば、彼には、茫洋《ぼうよう》とした石狩川の流れが見えて来....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
。 人麿の死んだ時、妻の依羅娘子が、「けふけふと吾が待つ君は石川の峡に(原文、
石水貝爾)交りてありといはずやも」(巻二・二二四)と詠んで居り、娘子は多分、角の....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
万石松平大蔵大輔。三万石大久保佐渡守。五万石安藤長門守。一万千石米津啓次郎。五万
石水野大監物。そうして最後に乗り込んで来たは土居大炊頭利秀公で総勢二十一|頭。写....
「チチアンの死」より 著者:木下杢太郎
と下る階段がある(こなたよりは見難し)。その下り口、石欄の前に在って、両基の大理
石水瓶により見分けられる。高台の左側は急峻に、庭の方へと下り行くのである。蔦、薔....