石芋[語句情報] » 石芋

「石芋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

石芋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
鍛冶屋の婆じゃの、海鬼じゃの、七人|御崎じゃの、それから皆がよく云う、弘法大師の石芋じゃの云う物は、皆|仮作じゃが、真箇の神様は在るぞ」 総之丞は眼を円くした....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
のように、説明するふうが盛んになりました。その中でも最も人のよく知っている例に、石芋といって葉は全く里芋の如く、その根は硬くて食べることの出来ない植物、または食....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
師講と関係があり、従ってその晩の夜話にしていたものであったろう。 この以外にも石芋脂桃不喰梨の類、この梨は硬くてとても喰われませぬと欺いたら、それから後は喰う....