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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
い登ってゆく。 冬陽もささない寂光の古刹。 弘仁期の開基と聞くからに、白緑の石苔の上や、あやうげな勅額門の下に佇む連れの者まで、何か、遠い世代の人影みたいに....