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砲架
「砲架〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
砲架の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東京要塞」より 著者:海野十三
い。 夢ではないとしたら、この場の有様は、なんという戦慄すべきことではないか。
砲架の上を歩いていた士官は、松監督をさし招くと、なにごとか命令した。 松監督は....
「流線間諜」より 著者:海野十三
機で四方八方を睨み、敵機もし現れるならばと監視をゆるめなかった。機関砲の砲手は、
砲架の前に緊張そのもののような顔をしていた。しかし其後は何者も邪魔をするものが現....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
は、幻影の蝟集《いしゅう》するがごとく、騎馬の兵士の影像、大砲の黒い半面、車輪や
砲架を透かして見える白い空などが取り巻いていた。戦いの底の雲霧のうちに英雄らがい....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
進めてきた。大砲は発射架の中に入れられていた。前車ははずされていた。砲手の二人は
砲架をささえ、四人は車輪の所に添い、他の者らはあとに続いて弾薬車を引いていた。火....