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破れ鍋
「破れ鍋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
破れ鍋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ょう》にも比すべき短答。帰朝して六年めに四十歳で始めて娶ったが二十八歳の素女で、
破れ鍋どころか完璧だった。他《かれ》十二分の標緻《きりょう》なしといえども持操貞....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
か。
それとも知らず左膳は、あの高大之進の一党が斬《き》り込んだ時、命を賭して
破れ鍋をかかえて、走ったとは、左膳一代の不覚――お藤の家でチョビ安をおさえられて....