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硅
「硅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
硅の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「インドラの網」より 著者:宮沢賢治
《むちゅう》になってはねあがりまっ青《さお》な寂静印《じゃくじょういん》の湖の岸
硅砂《きしけいしゃ》の上をかけまわりました。そしていきなり私にぶっつかりびっくり....
「鳥」より 著者:横光利一
突然《とつぜん》、黒曜石《こくようせき》の結晶母液《けっしょうぼえき》となるべき
硅酸《けいさん》の比重測定《ひじゅうそくてい》の方式《ほうしき》はダーウィンによ....
「虹の絵の具皿」より 著者:宮沢賢治
ち劈《くだ》かれた天河石《アマゾンストン》で組み上がり、その葉《は》はなめらかな
硅孔雀石《クリソコラ》でできていました。黄色な草穂《くさぼ》はかがやく猫睛石《キ....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
「重ガラスの一片、その大さは二インチおよび一・八インチ、厚さ〇・五インチ。鉛の硼
硅酸塩。これで実験した。同じ磁極または反対の磁極を(偏光につきていう)両側に置き....
「瀞」より 著者:佐藤垢石
い憾みが多い。 これは、火成岩や火山岩に発する水には、鮎が常食として好む良質の
硅藻、藍藻、緑藻などが生まれぬためであろうと思う。 それに引き替え、北山川の水....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
《おいしゅ》うございます。何故《なぜ》場所によって味が違うというのに鮎の食物たる
硅藻《けいそう》の種類が違いまたその多い処《ところ》と少い処とで違うからです。
硅....
「台川」より 著者:宮沢賢治
。 〔凝灰岩。流紋《りゅうもん》凝灰岩だ。凝灰岩の温泉《おんせん》の為《ため》に
硅化《けいか》を受《う》けたのだ。〕 光が網《あみ》になってゆらゆらする。みんな....