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硬筆
「硬筆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
硬筆の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文字禍」より 著者:中島敦
埃及《エジプト》と違って紙草《パピルス》を産しない。人々は、粘土《ねんど》の板に
硬筆《こうひつ》をもって複雑な楔形《くさびがた》の符号《ふごう》を彫《ほ》りつけ....
「茶粥の記」より 著者:矢田津世子
肩だけが怒ったようになっていて、そのため後ろ姿が癇の強い年寄りじみて見えた。長年
硬筆を使っていたため右手の中指にはコチコチのたこが出来ていて、そこだけ墨汁が染み....