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硯蓋
「硯蓋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
硯蓋の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「籠釣瓶」より 著者:岡本綺堂
庫屋へ報《しら》せに行った。 二階には手炙火鉢《てあぶり》が運ばれた。吸物椀や
硯蓋《すずりぶた》のたぐいも運び出された。冬の西日が窓に明るいので女房は屏風を立....
「箕輪心中」より 著者:岡本綺堂
やわらかい匂いが淡《あわ》くただよっていた。外記の前には盃台が置かれて、吸物椀や
硯蓋《すずりぶた》が型の如くに列《なら》べてあった。 相手になっているのは眉の....