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碍子
「碍子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
碍子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「銀河鉄道の夜」より 著者:宮沢賢治
の鶴をもってこっちを見ている影《かげ》ももうどんどん小さく遠くなり電しんばしらの
碍子《がいし》がきらっきらっと続いて二つばかり光ってまたとうもろこしの林になって....
「振動魔」より 著者:海野十三
燈会社の工夫が入ってきて、大きい電柱を立てて、太い電線をひっぱったり、いかめしい
碍子を※じこんだりしたすえに、真黒で四角の変圧器まで取付けていった。それがすむと....
「超人間X号」より 著者:海野十三
ある大きなガラスの箱の中を見すえる。 その大きなガラスの箱は、すごく大きな絶縁
碍子《ぜつえんがいし》の台の上にのっている。箱の中には、やはりガラスでできた架台....
「銀河鉄道の夜」より 著者:宮沢賢治
をもってこっちを見ている影《かげ》も、もうどんどん小さく遠くなり、電しんばしらの
碍子《がいし》がきらっきらっと続《つづ》いて二つばかり光って、またとうもろこしの....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
、かあ、くるっくるっ。」 や、鴉だなと私は向うの電柱の頂辺を眺める。無数の白い
碍子と輝く電線、それに漆黒の鴉が四、五羽も留っている。紫に見える。 「くるっくる....