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「碧海〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

碧海の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
ようにも想われるが、庭前灯下の二句は何様も行脚修業中のこととも想われる。薬王寺は碧海郡の古刹で、行基菩薩の建立するところである。何で寂心が三河に行ったか、堂寺建....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
の財産を儲《もう》けるとただちに、きっぱりと仕事をよしてしまったのだった。冬は|碧海の浜《コート・ダジュール》のある旅館、夏はノルマンディーの海岸というふうに、....
南極の怪事」より 著者:押川春浪
て、アフリカの西岸にそい、おりから吹く順風に帆は張り切れんばかり、舳に砕くる波は碧海に玉を降らし、快速力は汽船もおよばぬばかりなり。 そもそもアフリカ西岸の航....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
らねばならなくなって来た。 『鬼の島』 ここは八丈島の南、小笠原島の北にあたる碧海島《へきかいとう》だ。全島絶壁がめぐっていて、まるで自然に出来た要塞《ようさ....
真間の手古奈」より 著者:国枝史郎
一 一人の年老いた人相見が、三河の国の碧海郡の、八ツ橋のあたりに立っている古風な家を訪れました。 それは初夏のことで....
こども風土記」より 著者:柳田国男
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