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確固不抜
「確固不抜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
確固不抜の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「今日の文学に求められているヒューマニズム」より 著者:宮本百合子
学の本質は、くりかえして云うが、その芸術の魅力によって、人間の心持を高める一つの
確固不抜な要素をもっているものであり、少くとも文学として或る作品を手にとりあげた....
「作品のテーマと人生のテーマ」より 著者:宮本百合子
は、特に老パルチザンである指導者アントーヌィッチの洞察と生活の意義に対する目標の
確固不抜性、人生に対する愛と評価との態度は作者の心に湧いている生きることのよろこ....
「労働者農民の国家とブルジョア地主の国家」より 著者:宮本百合子
リアートは、例えば、ドイツの如く、敵の攻撃に応じて直ちに、非合法に移れるが如き、
確固不抜の革命的党を欠如していたために、革命に勝利することは出来なかった。だが、....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
にしたから、今度は治安維持法改正法案は無事議会を通過することだろう。即ち、右翼の
確固不抜な行動は決して治安を紊る心配はない、という信頼がここに横たわっているので....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ケ元帥の大名望とドイツ参謀本部の能力が国民絶対の信頼を博した結果、統帥権の独立は
確固不抜のものとなった。しかもその根底をなすものは、当時決戦戦争すなわち武力に依....