磚茶[語句情報] »
磚茶
「磚茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
磚茶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田舎がえり」より 著者:林芙美子
が走っている。電車道の人家の庭には白い卯《う》の花《はな》がしだれて咲いている。
磚茶《せんちゃ》の味のような風が吹く。ごろりと横になりたいような景色だった。蹲踞....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
ツァムバ(炒麦)やバタ茶の凝結乳《ヨーグルト》を常食にしていた。火にかけた鉄鉢の
磚茶《たんちゃ》が煮えると、その黒汁を椀に盛り、山羊の臭いバタの厚切れを入れて炒....