磨ぎ水[語句情報] » 磨ぎ水

「磨ぎ水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

磨ぎ水の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
を過ぎて、わが行く舟の舳先にうっとりしているばかりです。 そのうちに、天地は、磨ぎ水を流したような模糊《もこ》とした色で、いっぱいに立てこめられました。月は隠....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の立樹や、廂の下には、必ず十頭くらいの荷駄馬がつながれ、夥しい米を炊ぐため、米の磨ぎ水が前の流れを白く濁していた。 「旦那はん、どこへ行きなされた?」 部屋へ....