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「示教〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

示教の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高山の雪」より 著者:小島烏水
ん》した砂に帰したが、これは誤っている、赤い雪は南方熊楠《みなかたくまぐす》氏の示教せられたところによれば、スファエレラ・ニヴァリス Sphaerella Ni....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
正を加えたことである。これはその後にこの方面に関して現われた文献と並びに個人的の示教によったものである。それらの示教に対してはここで特に深謝の意を表しておきたい....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
直さなければならない不備の点も多いことと思われるので、それらの点については読者の示教を仰ぎたいと思うのである。 (昭和六年四―五月、渋柿) 三 連句と....
錯覚数題」より 著者:寺田寅彦
たしかに自慢のできるものである。事によるとシナから来たかもしれない。玩具研究家の示教を得れば幸いである。 こんな巧妙なものでも、時代に合わず、西洋からはやって....
災難雑考」より 著者:寺田寅彦
る一抹の懐疑である。この疑いを解くべきかぎはまだ見つからない。これについて読者の示教を仰ぐことができれば幸いである。 (昭和十年七月、中央公論)....
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
原千里《あいはらせんり》等の各医学博士の鍼灸《しんきゅう》に関する研究のある事を示教され、なお中川清三《なかがわせいぞう》著「お灸の常識」という書物を寄贈された....
颱風雑俎」より 著者:寺田寅彦
心であるから、万一読者の中でそういう現象を目撃した方があったらその観察についての示教を願いたいと思う次第である。 事実を確かめないで学者が机上の議論を戦わして....
霊訓」より 著者:浅野和三郎
する、気魄のとぼしき者は多いであろう。それ等に対してわれ等は頓着せぬ。が、過去の示教に満足し得ず、更に奥へ奥へと智識の渇望を医せんとする好学の士も、亦決して尠く....
鴫突き」より 著者:寺田寅彦
いという空想も起って来る。 しかしこれらの点についてはむしろ本誌の読者の側から示教を仰ぐべきであろう。以上はただ全くの素人の想い出話のついでに思い付くままの空....
自然現象の予報」より 著者:寺田寅彦
件や、その可能の範囲程度並びにその実用的価値の標準等につきて卑見を述べ、先覚者の示教を仰ぐと同時に、また一面には学者と世俗との間に存する誤解の溝渠を埋むる端緒と....
工学博士末広恭二君」より 著者:寺田寅彦
いがありはしないかと気遣わしい。読者のうちでそれらの誤謬を発見された方は容赦なく示教を惜しまれないように願いたい。 終りに筆者の乞いに応じて自由にこの草稿の素....
土佐の地名」より 著者:寺田寅彦
しばかり考えた断片的の結果を左に記して、専門家やまた土佐の歴史に明るい先輩諸氏の示教を仰ぎたいと思う。 誤解をなくするために断っておきたいと思う事は、左に地名....
レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
なかったのが始まりである。彼はその結果を『ネーチュアー』誌に載せて化学者の批評と示教を乞うた。そうしてあらゆる方法で、あらゆる可能性を考慮して、周到な測定を繰返....
間人考」より 著者:喜田貞吉
、また徳川時代にまでもこれが認められた場合が多かったに相違ない。切に同好者の報道示教を望む。 (右一項は本誌九月号農民史の中に収むべきものであったが、当時執筆が....
黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
らの考察に止まるので、中には大きな誤りを冒しているかも計り難い。各方面の識者の御示教をお待ちする次第である。 わが国で黒板が盛んに使用されるようになったのは、....