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示達
「示達〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
示達の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
。 さてその「非常な超冒険旅行」へのベルリン出発は、その日の真夜中午前二時だと
示達された。あまりに早急な出発であるから、僕はいささか未練がましく延期を求めたが....
「廃墟(一幕)」より 著者:三好十郎
本人はホッテントット以下の人種になってしまったらしい。お気の毒ですが、なにぶんの
示達があるまでは、在外資金はそのまま置くより仕方がありませんの一点張り。そんなら....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
へ立廻りたる形跡これあり似より下手人召捕りのせつは人相書照合一応江戸南町奉行まで
示達あるべきもの。 「あっ……」 お千絵は針で突かれたような記憶をさました。 ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
き倒れてしまった。 以来、門をとじて謹慎中の佐々木道誉へ、数日前に鎌倉表からの
示達があった。「――下向して、不審を申し開くべし」との沙汰なのだ。 道誉はほく....