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「礼楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

礼楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
底から民心を感化せしむるは、決して言筆ばかりのよくするところにあらず。支那に祭祀礼楽と言い、欧州では美術、音楽、公園、博物館、はなはだしきは裸体の画像すら縦覧せ....
ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
」 「いや。君の言うことは一々|尤《もっとも》だ。しかしそんな話は、戦国の人君に礼楽を起せというようなものだねえ」 「そうかねえ。新聞社なんというものは存外分ら....
弟子」より 著者:中島敦
そうな顔をする。形式主義への・この本能的|忌避《きひ》と闘《たたか》ってこの男に礼楽を教えるのは、孔子にとってもなかなかの難事であった。が、それ以上に、これを習....
十二支考」より 著者:南方熊楠
す〉。その他古文に〈婦女を御す〉というが多い。これは鹿爪《しかつめ》らしい六芸の礼楽|射御《しゃぎょ》の御とは別にしてしかも同源の語で、腰を動かすてふ本義だ。所....
前記天満焼」より 著者:国枝史郎
て条件があって、国内は四民に不満なく、国外は外国の侵逼なく、五穀実り、天候静穏、礼楽ことごとく調うような、理想的政治を行なうなれば、預けまかせておいてもよかろう....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
配られると、すぐに迫害をなさいますようで。そうして公卿衆方に仰せられるそうで、『礼楽式典叙任叙勲、そういう方面へひたすらに、ご研究をお向けなさるがよろしい。兵備....
学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
比して恥ずるなきもの多かるべし。また在昔トルコの政府も、威権もっとも強盛にして、礼楽征伐の法、斉整ならざるはなし。君長賢明ならざるにあらず、廷臣方正ならざるにあ....
孔子」より 著者:和辻哲郎
詩は昔三千余篇あったが、孔子はこれを整理して三百五篇とした。孔子はこれを弦歌して礼楽を起こした。 (十二) 孔子は死後、魯の城北の泗のほとりに葬られた。弟子皆|....